てくなべ (tekunabe)

ansible / network automation / 学習メモ

プレゼンでデモをするときに気を付けていること

これは プレゼン研究会 Advent Calendar 2017 の7日目の記事です。 (空いているところへの遡り投稿です)

はじめに

エンジニアがプレゼンをする際、デモを伴うこともあると思います。 せっかく準備したデモ、失敗したくありませんし、見てほしいですよね。 ここでは私がプレゼン中にデモをするときに気を付けてるポイントを記述します。

いきなりまとめ

  • 1. 動画を準備する - 失敗に備える

  • 2. きちんと説明する - 何をするのか、どこを見てほしいか

  • 3. 場を繋ぐ - 準備中も黙らずに何か話す


■ 1. 動画を準備する - 失敗に備える

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限られた時間の中でデモをするには失敗時に備える必要があります。 具体的には、動画を準備します。

動画を準備しておかないと、いつまでもライブデモにこだわって時間を消費してしまったり、何も伝わらなかったりします。

動画を準備しておくことで、ライブデモ失敗時に諦めて動画に切り替えて時間を守ることができ、そこそこ見せたかったものを見せることができます。また、気持ちにも余裕ができます。

■ 2. きちんと説明する - 何をするのか、どこを見てほしいか

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参加者はデモで具体的に何をするかを詳細には知りません。 知らないと、ただマウスポインタや、カチカチ切り替わるウィンドウをひたすら追ったりして、酔ってしまい内容に集中できません。

  • これから何をするのか
  • どこを見てほしいか

をきちんと説明することによって、内容に集中することができます。

■ 3. 場を繋ぐ - 黙らずに何か話す

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本番中のデモの準備や手順と手順の間は沈黙になりがちです。

沈黙が続くと参加者は「さっき初耳だった言葉を調べてみよう」とか「懇親会どうしようかなぁ・・」といったように、気がそれてしまいます。

簡単でもいいので「今準備しますね。こちらが操作画面で、、、で、こっちがログが出る画面っと」とか「いま処理中で、裏では~~が走っています」とか、話すことで場を繋いで意識を集中したままにしてもらうようにします。


まとめ

プレゼンでもデモをする際に個人的に気を付けていることを記述しました。

「1. 動画を準備する」は少し手間ではありますが、事前にできて不安を潰せるので、オススメです。

「2. きちんと説明する」「3. 場を繋ぐ」はいずれも本番中のポイントですが、発表に集中してもらいたいという意味で共通です。

どこまで効果的かは判断が難しいですが、参考になれば幸いです。