てくなべ (tekunabe)

ansible / network automation / 学習メモ

Postman の URL 欄に curl コマンドをペーストすると Postman のリクエスト設定に変換してくれる

はじめに

Postman は、HTTP リクエストを自由自在に出せるツールで、REST API を叩くときなどに利用しています。

(最近 VS Code 向けの拡張があることを知りました)

偶然知ったのですが、URL を入力する欄に curl のコマンドをペーストすると、Postman のリクエスト設定として読み込んでくれる機能があります。

2023年3月リリースの Postman 10.12 で追加された機能のようです。

You can now import cURL directly from the request URL bar.

from Release Notes v10 | Postman

簡単な例で試します。

  • 検証環境
    • Postman 10.16.3

POST な curl コマンドを貼ってみる

こちらの curl コマンドを利用します。

curl -k -l 'https://192.168.1.143/api/v2/job_templates/7/launch/' \
  -H 'Content-Type: application/json' \
  -H 'Authorization: Basic エンコード済み認証情報' \
  -d '{
      "extra_vars": {
          "interface": "GigabitEthernet2"
      }
  }'

この URL 欄に・・

URL 欄

curl コマンドをペーストすると

curl コマンドをペースト(一瞬この表示になる)

すぐに Postman のリクエスト設定として適用されます。以下ではメソッドが POSTに、ヘッダーも設定されたことが分かります。

設定後のメソッド、ヘッダー

ボディも解釈してくれました。

ボディ

便利だなぁと思いました。

補足

逆に、Postman のリクエスト設定から、curl コマンドや Python の request などに変換する機能は以前からありました。

いろいろ変換