てくなべ (tekunabe)

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自動化に適したプログラマブルなホスト名を考える

はじめに ホスト名の付け方には、視認性や区別のしやすさ向上等の目的で、様々な工夫をされているかと思います。 自動化を前提と場合に、何か考慮するべき点があるか考えてみたのまとめます。 多く分けて以下の 2点です。 機械的に読み込みやすくしておく 機…

[nornir] NETCONF で Cisco IOS XE 機器のコンフィグや状態の情報を取得する

はじめに Python 製自動化フレームワーク nornir は、接続方法として netmikoや、NAPALM の他に、NETCONF にも対応しています。 この記事では NETCONF 経由で、Cisco IOS XE 機器の runnin-config、インターフェース、ルーティングテーブを取得するサンプル…

[Ansible] ios_config モジュールで save_when: modified 指定時に常に changed になる原因

はじめに Cisco IOS 機器に設定コンフィグを流し込む、ios_config モジュールには、コンフィグの保存(copy running-config startup-config)する条件を指定する、save_whenをいうオプションがあります。 ここで、modified を指定すると「running-config と …

BGP Unnumbered で遊んでみた

はじめに 2020/05/09 に、YouTube Live で「BGP Unnumbered で遊んでみた」というお話させていただきました。 BGP Unnumbered は インターフェースや BGP ネイバーの IPアドレス設定が不要な BGP の設定方法です。 IPv6 や RFC 5549 の仕組みが活用されてい…

CML-P (VIRL2) のインストールと基本機能

はじめに 2020/05/13 に、CML-Personal (VIRL2) のインストールと基本機能について、YouTube Live でお話させていただきました。 CML-Personal は、Cisco 公式のバーチャルラボ環境のソフトウェアで、仮想アプライアンス(.ova)として提供されます。IOS、IO…

[Ansible] VyOS モジュール利用のことはじめ

はじめに Ansible は VyOS にも対応していて、設定の変更や、各種 show コマンドの実行による情報取得ができます。 この記事では、VyOS モジュールを利用するためのインベントリファイルの作成、認証情報の定義などの準備と、簡単な show コマンドを実行する…

[Ansible] Junos の interface の状態を debug で表示する(display json 編)

はじめに 以前の記事で、gather_facts を利用して Junos のインターフェースの状態を取得して debug で表示するという Playbook をご紹介しました。 tekunabe.hatenablog.jp 今回は普通に show interfaces terse コマンドを利用します。ただし、せっかく JSO…

[Ansible] Junos の interface の状態を debug で表示する(gather_facts 編)

はじめに 以下の記事で、Junos のインターフェースの状態を取得して debug で表示するという Playbook が紹介されていました。 qiita.com 面白いネタだなと思って、拝見しました。特に、以下のディクショナリをループする書き方が参考になりました。 with_it…

ネットワーク設定自動化で、いつ、何を確認するか(JANOG45 の Fastly さんの発表から学ぶ)

はじめに JANOG45 Meeting in Sapporo で、Fastly の土屋さんから「急成長を支えるFastlyスケーラブル・グローバルネットワーク」という発表がありました。 www.janog.gr.jp シンプルさを追及した設計や、自動化の話があって大変興味深いものでした。 なかで…

[Ansible] OSPF 設定後にネイバーが張られるまで待つ(until の活用)

はじめに Ansible には、指定した条件を満たすまでタスクを繰り返す until というループ機能があります。 until を利用すると、ネットワーク機器に設定を投入した後に、期待した状態になるまで待つ、といった処理を Playbook で実現できます。 この記事では…

[Ansible] "[WARNING]: Ignoring timeout(10) for ios_facts" の正体とタイムアウトの設定方法

はじめに Ansible 2.9 から、ネットワークモジュールの fact 収集は、gather_fact の指定(デフォルト yes)に基づくように仕様変更されました。 有効の場合は、内部で ios_facts、eos_facts などの、ベンダー別の *_facts モジュールが呼ばれます。 https:/…

自動化よりも設計・管理対象を減らすということ

はじめに 「業務の整理、手順書整備、体制作り・・」など、自動化の以前にすることとしてよく聞きます。 今年は「技術面で自動化以前にできること」に気付かされた年でした。それは、自動化よりも設計・管理対象を減らすということです。 ピンときた2つの資…

[200-901勉強記] 書籍 Understanding and Using APIs を読んだ

はじめに Cisco Certified DevNet Associateの勉強の一環で以下の書籍を読みました。 Understanding and Using Application Programming Interfaces (APIs): Cisco DevNet Associate (DEVASC) 200-901 V1.0 Exam Guide Series (English Edition)作者:Muhamma…

[200-901勉強記] Cisco DevNet Associate (DEVASC 200-901) の勉強をはじめました

はじめに 2020/02/24 に始まる、Cisco DevNet Associate (DEVASC 200-901) の勉強をはじめした 試験情報リンクまとめ tekunabe.hatenablog.jp 今後のブログでも、勉強途中のトピックを書いていきたいと思います。 当面の学習コンテンツ 公式のガイドは、2020…

DevNet Express for DNA [Tokyo] イベント参加レポート: Python と Postman と API たち

■ はじめに 2019/12/10-11 に開催された、DevNet Express for DNA [Tokyo] に参加してきました。 ネットワークプログラマビリティをテーマにした、ハンズオンを含むインベントです。 「for DNA」とついているのは、Cisco DNA Center という製品を中心とした…

[Ansible] Network Resource Module の state: overridden の使い所を考えてみた

これは Ansible 3 Advent Calendar 2019 の9日目の記事です。 ■ はじめに Ansible 2.9 から Network Resource Module という新しいタイプのモジュールが続々と追加されています。 config オプションで設定内容を指定し、state というオプションで4種類の操…

[Ansible] Junos のスタティックルート設定モジュール junos_static_routes の概要と state オプションの仕様

これは Ansible 3 Advent Calendar 2019 の8日目の記事です。 ■ はじめに 開発中の Ansible 2.10 では、Juniper Junos 向けのスタティックルート設定モジュール junos_static_routes モジュール (末尾 s あり)が追加されます。 Ansible 2.9 から続々と追加…

netmiko で Juniper ScreenOS(SSG)の状態取得と設定変更を試してみる

これは ネットワーク自動化 Advent Calendar 2019 の4日目の記事です。 ■ はじめに ネットワーク自動化 Python ライブラリ netmiko は、Cisco、Juniper、Arista など様々なネットワークOSに対応しています。 開発状況を眺めていると、Juniper ScreenOS (SSG)…

[Ansible] Ansible 2.9 からデフォルトでネットワークの fact も収集される

■ はじめに fact といえば、サーバー系モジュールの場合は、gather_facts: yes(デフォルト)で収集されましたが、ネットワークモジュールの場合は事情が異なりました。 具体的には、gather_facts: yes では、Ansible コントロールノード自身の fact が収集…

[Ansible] ネットワーク機器に接続する条件はバージョンやコネクションブラグインによって異なる

はじめに Ansible では、ネットワークモジュール向けに主に以下の専用コネクションプラグインが用意されています(組み合わせはこちら)。 network_cli netconf httpapi Ansible のバージョンや、利用するコネクションプラグインによって、ネットワーク機器…

[Ansible] F5 BIG-IP への接続確認には ping モジュールではなく bigip_* を利用するしかないのではという話

はじめに 先日開催された Ansibleもくもく会 (サーバ編 & NW編)2019.11では、ネットワーク編の環境として F5 BIG-IP の環境を割り当ていただきました。 書いていく Playbook は、こんな感じものでした(引用元)。 --- - name: GRAB F5 FACTS hosts: f5 co…

[Ansible] Fortigate (fortiosモジュール)を httpapi コネクションプラグイン経由で触ってみた

はじめに Ansible 2.8 以降、400以上大量に増えている fortios モジュール。Ansible 2.9 では httpapi コネクションプラグインにも対応しました。 httpapi コネクションプラグインに対応することにより、以下のようなメリットがあります。 Playbook がスッキ…

ネットワーク自動化Pythonライブラリ netmiko、NAPALM が Python 2系サポートの最終バージョンをリリース

はじめに ネットワーク自動化Pythonライブラリである、netmiko、NAPALMが、Python 2系 サポートの最終バージョンをリリースしました。それぞれ、netmiko 2.4.2、NAPALM 2.5.0 です。 次回のリリースからは Python 3.6 以降のみのサポートととしています。 バ…

[Ansible] Cisco ACI モジュールの REST API ログイン処理の流れ

はじめに Ansible には Cisco ACI 対応のモジュールが多数用意されています。 ACI の REST API を利用しているのだろうな、という予想はすぐついたのですが、実際のログインの処理を覗いてみたくなりました。 ACI モジュール共通だと思いますが、ここでは代…

[Ansible] 変数 ansible_network_os に指定できる値 (eos/ios/nxos/junosなど)

変数 ansible_network_os とは Ansible のネットワークモジュールでは、多くの場合ansible_network_os という変数に、どのプラットフォーム(Cisco IOS、Arista EOS など)を対象とするか指定する必要あります。 サンプルの Playbook でも見かけることは多い…

[Ansible] restconf_config モジュールで Cisco IOS XE のSyslogサーバー設定追加・削除してみる

■ はじめに Ansible 2.8 では、RESTCONF でネットワーク機器の情報を取得したり、設定を変更したりできる RESTCONF モジュールが導入されました。 以前、本ブログでは、モジュールを利用してIOS-XE へ RESTCONF でアクセスしてインターフェース情報の取得を…

show コマンド結果をパースする方法あれこれ(TextFSM / Genie Parser と Netmiko / Ansible の組み合わせ)

2019/09/05 に、ネットワークプログラマビリティ勉強会 #18で、「show コマンド結果をパースする方法あれこれ」という発表をさせていだきました。サンプルコードが中心だったため、コピペしやすいように、ブログ記事として書きおこします。 ■ 1. はじめに ■ …

JANOG44 レポートその2【登壇編】ここからはじめよう、運用自動化

はじめに 2019/07/24-26 に兵庫県神戸市の神戸国際展示場で開催された JANOG44 Meeting in Kobe に参加、登壇してきました。 本ブログでは、2回に分けてレポートします。 その1 参加編 その2 登壇編 ここからはじめよう、運用自動化 (本記事) その2である本…

ネットワーク機器のコンフィグの固有情報を「匿名化」するツール netconan

はじめに ネットワーク機器のコンフィグファイルをどこかに提示する際、パスワードや IP アドレス、SNMP コミュニティ名などの固有情報をマスクしたり、変更したりする機会はないでしょうか。 netconan はそれを自動で変換してくれるツールです。 github.com…

[Ansible] ネットワークプラットフォームのバージョンとサポートの関係

はじめに Ansible は、Ansible 2.8 現在 50以上のネットワークプラットフォームに対応しています。 プラットフォームごとに、どのバージョンでテスト、サポートされているかの情報が、探すのにやや手間取ってしまうので、こちらにリンクまとめておきます。 A…