てくなべ (tekunabe)

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DevNet Express for DNA [Tokyo] イベント参加レポート: Python と Postman と API たち

■ はじめに 2019/12/10-11 に開催された、DevNet Express for DNA [Tokyo] に参加してきました。 ネットワークプログラマビリティをテーマにした、ハンズオンを含むインベントです。 「for DNA」とついているのは、Cisco DNA Center という製品を中心とした…

[Ansible] Network Resource Module の state: overridden の使い所を考えてみた

これは Ansible 3 Advent Calendar 2019 の9日目の記事です。 ■ はじめに Ansible 2.9 から Network Resource Module という新しいタイプのモジュールが続々と追加されています。 config オプションで設定内容を指定し、state というオプションで4種類の操…

[Ansible] Junos のスタティックルート設定モジュール junos_static_routes の概要と state オプションの仕様

これは Ansible 3 Advent Calendar 2019 の8日目の記事です。 ■ はじめに 開発中の Ansible 2.10 では、Juniper Junos 向けのスタティックルート設定モジュール junos_static_routes モジュール (末尾 s あり)が追加されます。 Ansible 2.9 から続々と追加…

netmiko で Juniper ScreenOS(SSG)の状態取得と設定変更を試してみる

これは ネットワーク自動化 Advent Calendar 2019 の4日目の記事です。 ■ はじめに ネットワーク自動化 Python ライブラリ netmiko は、Cisco、Juniper、Arista など様々なネットワークOSに対応しています。 開発状況を眺めていると、Juniper ScreenOS (SSG)…

[Ansible] Ansible 2.9 からデフォルトでネットワークの fact も収集される

■ はじめに fact といえば、サーバー系モジュールの場合は、gather_facts: yes(デフォルト)で収集されましたが、ネットワークモジュールの場合は事情が異なりました。 具体的には、gather_facts: yes では、Ansible コントロールノード自身の fact が収集…

[Ansible] ネットワーク機器に接続する条件はバージョンやコネクションブラグインによって異なる

はじめに Ansible では、ネットワークモジュール向けに主に以下の専用コネクションプラグインが用意されています(組み合わせはこちら)。 network_cli netconf httpapi Ansible のバージョンや、利用するコネクションプラグインによって、ネットワーク機器…

[Ansible] F5 BIG-IP への接続確認には ping モジュールではなく bigip_* を利用するしかないのではという話

はじめに 先日開催された Ansibleもくもく会 (サーバ編 & NW編)2019.11では、ネットワーク編の環境として F5 BIG-IP の環境を割り当ていただきました。 書いていく Playbook は、こんな感じものでした(引用元)。 --- - name: GRAB F5 FACTS hosts: f5 co…

[Ansible] Fortigate (fortiosモジュール)を httpapi コネクションプラグイン経由で触ってみた

はじめに Ansible 2.8 以降、400以上大量に増えている fortios モジュール。Ansible 2.9 では httpapi コネクションプラグインにも対応しました。 httpapi コネクションプラグインに対応することにより、以下のようなメリットがあります。 Playbook がスッキ…

ネットワーク自動化Pythonライブラリ netmiko、NAPALM が Python 2系サポートの最終バージョンをリリース

はじめに ネットワーク自動化Pythonライブラリである、netmiko、NAPALMが、Python 2系 サポートの最終バージョンをリリースしました。それぞれ、netmiko 2.4.2、NAPALM 2.5.0 です。 次回のリリースからは Python 3.6 以降のみのサポートととしています。 バ…

[Ansible] Cisco ACI モジュールの REST API ログイン処理の流れ

はじめに Ansible には Cisco ACI 対応のモジュールが多数用意されています。 ACI の REST API を利用しているのだろうな、という予想はすぐついたのですが、実際のログインの処理を覗いてみたくなりました。 ACI モジュール共通だと思いますが、ここでは代…

[Ansible] 変数 ansible_network_os に指定できる値 (eos/ios/nxos/junosなど)

変数 ansible_network_os とは Ansible のネットワークモジュールでは、多くの場合ansible_network_os という変数に、どのプラットフォーム(Cisco IOS、Arista EOS など)を対象とするか指定する必要あります。 サンプルの Playbook でも見かけることは多い…

[Ansible] restconf_config モジュールで Cisco IOS XE のSyslogサーバー設定追加・削除してみる

■ はじめに Ansible 2.8 では、RESTCONF でネットワーク機器の情報を取得したり、設定を変更したりできる RESTCONF モジュールが導入されました。 以前、本ブログでは、モジュールを利用してIOS-XE へ RESTCONF でアクセスしてインターフェース情報の取得を…

show コマンド結果をパースする方法あれこれ(TextFSM / Genie Parser と Netmiko / Ansible の組み合わせ)

2019/09/05 に、ネットワークプログラマビリティ勉強会 #18で、「show コマンド結果をパースする方法あれこれ」という発表をさせていだきました。サンプルコードが中心だったため、コピペしやすいように、ブログ記事として書きおこします。 ■ 1. はじめに ■ …

JANOG44 レポートその2【登壇編】ここからはじめよう、運用自動化

はじめに 2019/07/24-26 に兵庫県神戸市の神戸国際展示場で開催された JANOG44 Meeting in Kobe に参加、登壇してきました。 本ブログでは、2回に分けてレポートします。 その1 参加編 その2 登壇編 ここからはじめよう、運用自動化 (本記事) その2である本…

ネットワーク機器のコンフィグの固有情報を「匿名化」するツール netconan

はじめに ネットワーク機器のコンフィグファイルをどこかに提示する際、パスワードや IP アドレス、SNMP コミュニティ名などの固有情報をマスクしたり、変更したりする機会はないでしょうか。 netconan はそれを自動で変換してくれるツールです。 github.com…

[Ansible] ネットワークプラットフォームのバージョンとサポートの関係

はじめに Ansible は、Ansible 2.8 現在 50以上のネットワークプラットフォームに対応しています。 プラットフォームごとに、どのバージョンでテスト、サポートされているかの情報が、探すのにやや手間取ってしまうので、こちらにリンクまとめておきます。 A…

[Ansible] restconf_get モジュールで Cisco IOS XE のインターフェース情報を取得してみる

■ はじめに Ansible 2.8 では、RESTCONF でネットワーク機器の情報を取得したり、設定を変更したりできる RESTCONF モジュールが導入されます。(本記事執筆時現在 RC段階) この記事では restconf_get モジュールを利用して、IOS-XE へ RESTCONF でアクセスし…

[Batfish] JANOG43.5 で「ネットワークコンフィグ分析ツール Batfish との付き合い方」という発表をしてきました

■ はじめに 2019/04/26 に開催された JANOG43.5 Interim Meeting で「ネットワークコンフィグ分析ツール Batfish との付き合い方」という発表をさせていただきました。 janog.connpass.com togetter.com Batfish は、ネットワーク機器のコンフィグのさまざま…

ネットワーク設定自動化に利用するインプット形式の分類(範囲、処理形式、表現形式別)

はじめに ネットワーク機器の設定変更を自動化するあたって考慮するポイントの1つは、設定情報のインプットをどのような形式にするかです。 設定情報のインプット形式は? たとえば、機器が解釈できるコマンドを直接インプットする方法もあれば、パラメータ…

ネットワーク自動化しにくい機器(TELNET/WebUI/踏み台の向こう)

はじめに netmiko、NAPALM、Ansible のように、既存のネットワークを自動化できるOSSが増えてきました。 それでもやはり、自動化しやすい機器としにくい機器があるなと考えています。 この記事では機器使用面、環境面含めてそれぞれれまとめます。 (当たり…

JANOG43 レポートその2【登壇編】自動化の行き着く先は?

はじめに 自動化の行き着く先は? 2019/01/23-25 に山梨県甲府市のコラニー文化ホール(山梨県立県民文化ホール)で開催された JANOG43 Meeting in Yamanashi に参加してきました。(ハッカソンは1/22) 本ブログでは、3回に分けてレポートします。 その1 参…

ネットワークのテスト自動化に利用できそうなツールまとめ

はじめに サーバーのテスト自動化といえば、 Serverspec や Testinfra 、infrataster などが有名ですが、ネットワークのテスト自動化については、みんなが口をそろえて名前を出すものがないような印象です。一方で、リスクの観点から設定変更の自動化より先…

[Ansible] Junos の設定投入後に commit せずに candidate config を取得する

■ はじめに Ansible は、Juniper Junos のネットワーク機器に対応していて、情報の取得や設定変更ができます。 Junos は設定投入後に commit することによって、実際の動作に反映されます。設定変更の流れの中で、commit 前の candidate config を確認したい…

ネットワーク自動化ツールの選定ポイント(Ansible、Netmiko、NAPALM、Nornir)

はじめに 近年、ネットワーク機器への作業を自動化するOSS のツールやライブラリが増えてきています。この記事では、こんな観点でツールを検討するのが良いのでは、という自分の案をまとめてみます。 例示するツールとしては、Python で実装されている Ansib…

Juniper 機器が検証できるリモートラボサービス「Juniper vLabs」の利用方法

■ はじめに: Juniper vLabs とは Juniper vLabs とは、Juniper の仮想ネットワーク機器を検証用途でリモートから利用できる、無料のラボサービス(現在BETA版)です。非常にありがたいサービスです。 [2019/07/08 追記] Beta という表記がなくなったようです…

netmiko と TextFSM を利用してネットワーク機器の show コマンド結果をパースする

■ はじめに ネットワーク自動化 Python ライブラリ netmiko では、状態表示のための show コマンドや、設定変更のコマンドを実行できます。 TextFSM というパーサーと連携して、 show コマンド結果を パース して扱う事ができます。 パースされた Junos の s…

[Ansible] ios_config モジュールの backup オプションによるバックアップで意図しないバックアップファイルが削除されるバグについて (Ansible 2.7.5 現在)

■ はじめに Ansible には Cisco IOS ネットワーク機器に設定変更コマンドを実行する ios_config モジュールがあります。 ios_config モジュールには、backup という、設定変更前のコンフィグを事前に Ansible 側に保存するオプションがあります。 デフォルト…

[Ansible] ios_config モジュールの src で指定するファイルの内容には正しいインデントが必要

これは Ansible Blogger 2018 (sponsored by Red Hat) Advent Calendar 2018 の22日目の記事です。 ■ はじめに Ansible には、 Cisco IOS ネットワーク機器に対して設定変更コマンドを実行できる ios_config モジュールがあります。 ios_config モジュール…

[nornir] 指定できるプラットフォーム名(ios / junos / eos / vyos など)

■ はじめに Python 製自動化フレームワークライブラリ nornir は、ネットワーク機器への接続に、 NAPALM や netmiko をデフォルトで利用できます。 接続の際のコネクションパラメーターとして、どのプラットフォームに接続するかを示す platform ( nornir 1.…

Arista EOS の検証用コンテナ版「cEOS-lab」の環境構築手順(1台編)

これは Network engineering Advent Calendar 2018 の17日目の記事です。 ■ はじめに Arista EOS には、コンテナ版の「cEOS」という製品があります。この cEOS の検証用として無償の「cEOS-lab」というものがあります。 2018年11月に開催された Red Hat Foru…