はじめに
周囲のエンジニアは息を吸うように色々受験(そして合格)されているようなのですが、私はしばらく何もやっていませんでした。確か直近は、4年前の DevNet Associates(失効)。
久々に、なにかやってみとうと思っていたところ「Pythonによるネットワーク自動化の教科書」といいう書籍経由で「Pythonとネットワークの自動化基礎検定」という検定があることを知りました。
興味がある分野だったので受けることにしました。
「Pythonとネットワークの自動化基礎検定」とは
ざっくり、Python の基礎と、netmiko、NAPALM などネットワーク機器の操作に便利なライブラリと、Excelファイルを読み書きできるライブラリの基本的な使い方といったところです。
範囲としてはそこまで広くないと思います。
詳細は公式サイトまで。
勉強方法
前述の「Pythonによるネットワーク自動化の教科書」が公式テキストという扱いなので、これをベースに進めていきました。
本書のサンプルプログラムで扱うネットワーク機器は Cisco IOS と YAMAHA です。
ライブラリの使い方は眺めてるだけだと覚えられないので、実際に書いて動かしました。
netmikoや NAPALM については、チュートリアルレベルでは動かしたことがあるのでとっつきやすかったです。(古い資料。当時は netmiko は YAMAHA未対応)
subprocess、telnetlib、openpyxl は多分触るのがはじめでした。
書籍には「オブジェクト」や「インスタンス」という言葉が説明なく出てきますので、ピンとこない場合はネットや他書籍などで補足が必要そうです。
受験日当日
テストセンター的なところで CBT で受験しました。
会場で受け取る紙のレポートに合否が書いてなくて不安ですが、点数的には合格ラインを超えていたのでたぶん大丈夫だと思います。
[2024/01/08 追記] CBT-S 受験者専用サイトの試験履歴の合否欄もしばらく「-」という表記でしたが、翌日には合格と書かれたPDFが見れるようになってました。
どんな人におすすめか
Python やプログラミングに興味があるけど、普段はネットワーク機器を触っているから、ネットワークに関係あるプログラムのほうがモチベーションが湧く、という人には良いかなと思いました。
他の資格を基準にすると「Python 3 エンジニア認定基礎試験」に合格されている方(または相当)は、だいぶ有利だと思います。求められる Python 自身の知識は「Python 3 エンジニア認定基礎試験」より少なくて良い印象です。
知らないライブラリは・・、触るしかないですかね。
おわりに
久々に受験しました。
あらためて、息を吸うようにいろいろ受験されている方々はすごいなぁと思いました。