はじめに
こちらのツイートの詳細です。
この1ヶ月でAzureの本を3冊読みました。左から順に読んだのですが私にとってはあってたと思います。全部素敵な本。ARMテンプレートいじりはもう少ししたいと思います。 pic.twitter.com/BZhZMqcYVV
— a.yokochi (@akira6592) 2018年1月13日
これまで、パブリッククラウドはあまり使ったことがなかったのですが「何か環境作るなら〇〇でやるかな」という手札が欲しかったので、何かをやることにしました。
もともと、ASP.NET などマイクロソフトのプロダクト周辺で開発をしていた時期があったので、なんとなく流れで マイクロソフトの Azure にしました。
始めたのが2017年12月なのですが、ちょうどそのころ Azure 関連の新しい本が複数発売されていたので、本をベースにしました。冬休みを挟んだので比較的捗りました。
大まかな流れとしては以下の通りです。
- 概要を知る
- 手を動かしてみる
- もう少し詳しく知る
- 知っている他のツールと組み合わせる
なお、Azure については、Azure Functions を少し試したことがある程度でした。
■ 1. どんなものかを知る
Azureテクノロジ入門 2018
「Azureテクノロジ入門 2016」の改訂版です。 どういうサービスがあるのか、可用性の考え方、各基本的なサービスの特徴を知ることができました。 特に「第2章 AzureのインフラとIaaS 〜 仮想マシン、ストレージ、ネットワーク」各サービスを利用する際のベースとなる知識と思ったので念入りに読みました。 Azure Stack の章までがったのが驚きでした。
■ 2. 軽く一人ハンズオン
ひと目でわかるAzure 基本から学ぶサーバー&ネットワーク構築
VMの作成、イメージの作成と展開、仮想ネットワークの操作、バックアップなど一通りハンズオンを行いました。 画面キャプチャが豊富なので操作に迷うことなく進めることができました。 簡単な作業であればサクサク進められるようになりました。
■ 3. もう少し詳細を知る
Microsoft Azure実践ガイド
前述の「Azureテクノロジ入門 2018」より分厚い本になります。 読むのをベースにして、興味が向いたところは実際に試してみました。 具体的には、Visual Studio から WebApp のデプロイや、ARMテンプレートの利用です。
ARMテンプレートについては以下のスライドも参考にさせていただきました。
www.slideshare.netこの本は「第14章 リファレンスアーキテクチャと構築テクニック」という章が特徴的だと思います。 ここまでの章で「何ができるか」を説明して、第14章で「どう使うか」を説明しています。素敵です。
■ 4. Ansibleと組み合わせてみる
Ansible は Azure にも対応していて、ドキュメントも用意されています。
- Ansible 公式ドキュメント(始め方)
- Ansible 公式ドキュメント(Azureモジュール一覧)
- Azure 公式ドキュメント上
試しにAnsibleからAzureのVMの作成を試してみました。
AnsibleからAzureのVM作れた pic.twitter.com/Tk3lwcD6qg
— a.yokochi (@akira6592) 2018年1月14日
■ おまけ(ひとりごと)
Azure ポータルで、ダッシュボードの何もないところをダブルクリックするとテーマが変わるのって、そういう機能なのかな。他のところでもなった気がする。 pic.twitter.com/SneML5VuZ2
— a.yokochi (@akira6592) 2018年1月3日
Azure Account 拡張を入れたらVSCode で Cloud Shell 使えました。 pic.twitter.com/IWA4OT7b7i
— a.yokochi (@akira6592) 2018年1月7日
VSからAzureのARMテンプレート作れるのかー pic.twitter.com/Lweyq1fjql
— a.yokochi (@akira6592) 2018年1月12日
Azureの公式ドキュメントに、AWSのサービス名との対応が書いてあるんだ https://t.co/BcOjm5SQw0
— a.yokochi (@akira6592) 2018年1月4日
まとめ
こちらにあげた本は、すべて私のような初心者から読める本だったので、とても助かりました。 一方で、少々本に頼りすぎた面もあるので、せっかく充実している公式ドキュメントも活用できるようにしたいと思います。