てくなべ (tekunabe)

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日本のネットワーク機器ベンダーの Ansible 対応状況(Alaxala・APRESIA・古河電工)

■ はじめに

Ansible は Cisco、Juniper、ARISTAなどのネットワーク機器にも対応しています。 公式ドキュメント上のネットワークモジュールの一覧ページを確認すると分かりますが、日本のネットワーク機器に対応するモジュールは標準モジュールにはありません。 ただ、今年に入って日本のネットワーク機器ベンダーが Ansible に対応する動きが見られます。

この記事では、Alaxalaと、APRESIAの対応状況について調べた範囲でご紹介します。(いずれも本記事執筆時点)


■ Alaxala はサードパーティモジュールを提供済み

Alaxala は、対応モジュールを提供済みです。

Ansibleを活用したITインフラの運用自動化ソリューションを強化:アラクサラネットワークス株式会社

会員専用サイトから無償でダウンロード可能で、日本語マニュアルも用意されています。

提供モジュールは以下。

  • ax_command
  • ax_config
  • ax_facts

パッと見、オプション含めて既存の標準モジュールに合わせた仕様で作られているようでした。

また、Interop Tokto 2018 で、デモの展示があるそうです。

OSSである運用自動化ツールAnsibleを活用したプロビジョニングのデモを行います。

Interop Tokyo 2018:出展のご案内:アラクサラネットワークス株式会社

Interopレポート (2019/02/06 追記) tekunabe.hatenablog.jp


■ APRESIA は "将来実装予定"

https://www.apresia.jp/news/2018052301.html

上記 Apresia22000シリーズのニュースリリースに、将来実装予定と注釈がついていますが

– 収集した情報を更に詳細に分析するためのツールやOSS、AI、機械学習との連携を容易にするTelemetryやansibleなどの標準技術やAPIの実装

とありました。

詳細は不明ですが、こちらもサードパーティモジュールとして提供されるのかもしれません。

古河電工 は JANOG43 のブースで展示 (2019/02/06 追記)

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2019年1月に開催された、JANOG43 Meeting in Yamanasi のブースで、Ansible モジュールを使ったデモをされていました。

デモの内容は、Zabbixで機器の障害を検出したら予備機(マネジメントIPだけ設定済み)にコンフィグを投入して、切り替えるといったものでした。

モジュールの提供方法については検討中とのことでした。


■ まとめ

他にもあるかもしれませんが、 日本のネットワーク機器ベンダーの Ansible 対応状況についてまとめました。 もしかしたら今後も対応するベンダーが現れるかもしれませんので、引き続きにしていこうと思います。