本日5/24に、Jenkins実践入門の第3版が発売されましたので購入してきました。
まだ読んでいませんが、大きな特徴は Jenkins 2系に対応していることだと思います。
特に Jenkins 2.0 から正式に搭載された Pipeline については「第10章 Pipelineの設定」という章でで20ページ余りを割いて紹介されています。なお、Scripted Pipeline ではなく、2017年2月にGAとなったDeclarative Pipeline の解説となっています。
少々おおざっぱではありますが、前の版(2015年6月発売)との見出しレベルの差分をとりました。
比較しやすくするため、表記ゆれは調整しています。
正確な見出しは以下のページをご参照のうえ、比較してください。
【見出し差分】
追加/変更 | 第2版 | 追加/変更 | 第3版 |
---|---|---|---|
変更 | Windows Server 2012にインストールする | 変更 | Windows Server 2016にインストールする |
追加 | Dockerにインストールする | ||
変更 | Jenkinsをインストールせずにクラウドで使えるDEV@cloud by CloudBees | 変更 | Jenkins in the Cloud |
変更 | JDK/Ant/Mavenを自動的にインストールする | 変更 | JDK/Ant/Maven/Gitを自動的にインストールする |
追加 | Jenkins1系から2系へのアップデート | ||
変更 | SubversionからJenkinsのビルドをトリガーする | 変更 | GitからJenkinsビルドをトリガーする |
変更 | Subversionにプロジェクトデータを登録する | 変更 | GitHubにプロジェクトデータを登録する |
変更 | trunk,branches,tagsとは | 変更 | git-flow/GitHub Flow |
追加 | Column 単体テストフレームワーク | ||
追加 | Column カバレッジ測定ツール | ||
追加 | Column 静的コード解析ツール | ||
変更 | ビルドパイプラインの設定 | 変更 | パラメータを指定してビルドする |
変更 | Build Pipeline Pluginのインストールと設定 | 変更 | パラメータビルドとは |
変更 | ビルドパイプラインの設定 | 変更 | パラメータビルドの設定 |
変更 | ビルドパイプラインの実行 | 変更 | 上流ジョブのパラメータを下流ジョブに引継ぐ |
追加 | ビルドの手動実行 | ||
追加 | ビルドの昇格 | ||
追加 | Workflow Plugin | ||
追加 | Slackに通知する | ||
追加 | ChatOps/Hubot | ||
追加 | Pipelineの設定 | ||
追加 | Jenkins Pipelineとは | ||
追加 | Jenkinsを設定するときの問題点 | ||
追加 | Jenkins Pipelineによるコードによる設定 | ||
追加 | Jenkins Pipelineの構文 | ||
追加 | Pipelineを実行する | ||
追加 | Pipelineのインストールとジョブ作成 | ||
追加 | Pipelineを実行する | ||
追加 | Pipelineの高度な設定をする | ||
追加 | Snippet GeneratorによるPipelineスクリプトの自動生成 | ||
追加 | Pipelineの中で定義済みのジョブを呼び出す | ||
追加 | Pipelineを利用した並列処理 | ||
追加 | SCMからPipelineスクリプトを読み込む | ||
追加 | Multibranch Pipelineでビルドする | ||
追加 | Shared Libraryでコードを共有する | ||
追加 | Column Blue Ocean | ||
変更 | 分散ソースコード管理システムとの連携 | 変更 | さまざまなソースコード管理システムと連携する |
追加 | Subversionとの連携 | ||
追加 | Team Foundation Version Controlとの連携 | ||
変更 | Mercurialと連携させる | 変更 | おすすめプラグイン「URL SCM plugin」 |
追加 | Gitと連携させる | ||
追加 | Column おすすめプラグイン「URL SCM Plugin」 | ||
変更 | マスターとスレーブとは | 変更 | マスターとビルドエージェントとは |
変更 | マスターとスレーブの4つの設定方法 | 変更 | マスターとビルドエージェントの設定方法 |
変更 | スレーブサーバとしてWindowsを利用する | 変更 | ビルドエージェントとしてWindowsを利用する |
変更 | スレーブサーバとしてLinux/Mac OSを利用する | 変更 | ビルドエージェントとしてLinux/macOSを利用する |
変更 | おすすめプラグイン「Jenkins MSBuild Plugin」 | 変更 | Column おすすめプラグイン「MSBuild Plugin」 |
追加 | ビルドエージェントとしてDockerコンテナを利用する | ||
追加 | Column コンテナとは? ~Docker | ||
追加 | ビルドの実行環境を制御する | ||
追加 | Column おすすめプラグイン「TextFinder Plugin」 | ||
変更 | パッケージリポジトリによるパッケージ管理 | 変更 | パッケージリポジトリと連携する |
追加 | Tracと連携させる | ||
追加 | Backlogと連携させる | ||
追加 | コンテナ仮想化 ~Docker | ||
変更 | 安定して利用するための5つの運用管理 | 変更 | 安定して利用するための6つの運用管理 |
変更 | Backup Pluginでバックアップする | 変更 | ThinBackup Pluginでバックアップする |
追加 | Jenkinsのエキスパートになる ~Jenkins認定試験 |
ここ最近、Jenkins の書籍は出版されていなかったので、買うのを控えていた方はこの機会に検討されてみてはいかがでしょうか。