■ はじめに
2018/12/10 に弊社を会場として「Ansibleもくもく会 2018.12 ネットワーク編 in エーピーコミュニケーションズ」を開催しました。
Ansibleもくもく会は、Ansible ユーザー会というコミュニティ主催とするハンズオンのイベントです。これまで、東京近郊での開催はレッドハットさんのセミナールームでのみの開催でした。会場や設備面では非常に助かっていたのですが、コミュニティ感が出にくいなと感じていました。そこで、精力的に引っ張ってきている中村さんに、弊社の会場でもくもく会をできないかと相談したところ快諾いただきました。
この記事では、準備したことや感じたことなどを会場提供のスタッフ目線でまとめます。
■ 準備
開催日程の決定
場所の都合もありますので、何より先に日程を決めました。
結果としては、
- 11/28 Ansible Night in Osaka 2018.11
- 12/06 Ansible Night in Tokyo 2018.12
- 12/10 Ansibleもくもく会 2018.12 ネットワーク編 (今回)
と、 Ansible ユーザー会のイベントが3週連続開催というかたちになりました。(すべて参加させていただきました!)
タスクの分担
ざっくり、レッドハットさん側と弊社側で準備や当日やることを分担しました。もくもく会は何回か参加した事があるので、どんな準備がタスクがあるだろうと想像しながら洗い出しました。
- 会場提供
- 会場案内
- Wi-Fi案内
- 受付
- 司会
- 司会進行用スライド作成
- AWSリソース手配
- 環境情報
- リモート参加者向けカメラ
- Q&A 用 Google Doc 準備
- アンケートフォーム作成
- ドリンク・おかし
- ノベルティ
- サポーター・メンター
会場に関わるものとドリンクやお菓子については弊社、という大まかな方針にしました。共同で担当するものもあります。
(余談)会場案内はフロア違いの喫煙所の案内も含みますが、行ったことがなかったので初めて行って確認しました。
人数の設定
レッドハットさんのセミナールームと違って、あまり人数を多く設定できませんでした。
枠 | 人数 |
---|---|
一般参加枠 | 12人 |
ブログ枠 | 2人 |
成果共有LT枠 | 2人 |
次回メンター枠 | 2人 |
メンター枠 | 2人 |
正直、結構悩んで心苦しい感じがしましたが、別途リモート参加枠を用意していただけたのが救いでした。
お菓子・ソフトドリンクの選定
会場提供+αのことをしたいなと思ったので、ちょっとしたお菓子やソフトドリンクをご用意しました。PC を触るイベントですので、手が汚れないものにしました。
設備
いつももくもく会に参加している感じから、ゲスト用の Wi-Fi とプロジェクターと机と椅子があれば大丈夫だと思ってました。設備に関しては考えることは多くなかったです。
Connpass のイベントページで定番となっている(?)以下の文言は流用しました。
また、Macの電源アダプタは形状の問題で会場床下のコンセントに挿すと抜けませんので、MacBookユーザの方はご注意ください。
実際は挿せないくらいですが。
受付の準備
弊社では、8a1 という社外向け勉強会を年に数回開催しています。そこで受付を担当してもらっている部署に今回も受付を依頼しました。
はじめて Connpass の受付票発行機能を利用しました。ユーザ名や受付番号を含む参加者一覧を CSVファイルとしてダウンロードして、少し見やすく調整したものを受付担当者に渡しました。受付担当者からは、受付票は便利とだと言っていました。
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Ansible もくもく会では、もくもく作業中に質問があった場合に、オンライン上のドキュメントに書いて、誰かが回答を書くというスタイルをとっています。最近では Google Doc を利用しています。
その Google Doc 上にスポンサー欄というかたちで、採用情報と、自社プロダクトの情報を掲載させていただきました。
会場案内の流れで、告知タイムを設けていただこうかとも思いました。しかし、なるべくもくもくタイムに時間をとりたいのと、もくもく会ならではのやりかたで、という意味で Google Doc に記入というかたちを取らせていただきました。
図々しいお願いとなりましたが、今後のイベントの継続性のためにも、会場提供側にもメリットがあるかたちで実績を作っておいたほうが良いと思いました。
■ 当日の様子
ガラガラでもなく、ぎゅうぎゅうでもないくらいの参加人数になりました。 お越しいただきありがとうございました。
成果共有
成果共有LTでは 2人から発表していただきました。そのうち @matt_zeus さんの資料がアップされていました。
www.slideshare.net
ブログ
ブログ枠で参加された @ken5owata さんが、当日早々に Qiita へ記事をアップされていました。ありがとうございます。
■ 感想・まとめ
とにかく、東京近郊の Ansible ユーザ会のイベントをレッドハットさん以外の会場で開催した実績を作れました。これにより、もっともっといろいろな場所で開催する流れになったら良いなと思いました。
今回のように、自社会場で Ansible のイベントを開催したい場合は、レッドハットの中村さん(@fideleruuth)に、相談してみてはいかがでしょうか。
また、個人的には、小規模なイベントではありますが思ったよりは考えたり悩むことがあるなぁと感じました。今回の場合は特に人数です。普段イベント運営をされているみなさまに敬意を表します。
いつもありがとうございます!