てくなべ (tekunabe)

ansible / network automation / 学習メモ

自動化を考える前に読んでおきたい本たち

はじめに

自動化のことを考えると、ついつい素敵なツールの使い方に興味が行ってしまうのですが、業務に適用するためには、組織文化や業務プロセスなどその他の事柄にも目を向ける必要があると感じています。このような経緯で、個人的にこれから読んでおきたいと思っている本を簡単にご紹介します。 他にもおすすめの本があれば、@akira6592 まで教えていたけると嬉しいです。



■ はじめよう!プロセス設計 要件定義のその前に

gihyo.jp

プロセス設計ありきの自動化、が正しいと考えています。


■ Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン

Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン

Fearless Change アジャイルに効く アイデアを組織に広めるための48のパターン

正しさだけでは人は動きません。 紹介文を引用したところ興味を持たれた方が一定数いらっしゃるようでした。

監訳者によるチートシートもご紹介します。 kawaguti.hateblo.jp


■ 組織パターン チームの成長によりアジャイルソフトウェア開発の変革を促す

www.shoeisha.co.jp アジャイル関連の本ですが、新しいことをするときにも参考になると思います。


■ エンジニアリング組織論への招待 不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング

gihyo.jp

「不確実性を取り除く」ではなく「不確実性に向き合う」というサブタイトルになっているあたりが気になっています。

・著者による記事 日本にアジャイルが普及しづらい本当の理由 ~不確実性に向き合うマネジメント論~:新刊ピックアップ|技術評論社

カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで

www.shoeisha.co.jp

物語+解説、という構成で引き込まれそうです。


■ SRE サイトリライアビリティエンジニアリング

www.oreilly.co.jp

エラーバジェット、50%ルール、トイルの撲滅など、自動化を考える前の段階で参考になる概念が紹介されています。 様々な解釈がありますが、個人的には自動化する時間を作るための、利害関係の整理整頓がポイントとの一つだと捉えています。


■ Safety‐1 & Safety‐2―安全マネジメントの過去と未来

Safety‐1 & Safety‐2―安全マネジメントの過去と未来

Safety‐1 & Safety‐2―安全マネジメントの過去と未来

  • 作者: エリックホルナゲル,Eric Hollnagel,北村正晴,小松原明哲
  • 出版社/メーカー: 海文堂出版
  • 発売日: 2015/11/01
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る

Safety‐1 & Safety‐2 とは安全マネジメントの考え方の分類です。自動化のリスクをどう考えるか、のヒントになりそうだと思っています。

参考

プレゼン資料版はこちら

tekunabe.hatenablog.jp