はじめに
Ansible Tower / AWX は、GUI からジョブという実行単位を経由して、Playbook を実行します。
そのため、CLI からの対話的な操作は受け付けられません。
Ansible Tower / AWX に載せる前に他の方法に変える必要があります。
vars_prompt
による対話的な変数設定は Survey へ
vars_prompt
、は CLI からの対話的な入力を必要とします。Ansible Tower / AWX ではそのままでは利用できません。
その代わりに、Survey という機能で、GUI で変数の設定ができます。
参考: 26. Best Practices — Ansible Tower User Guide v3.7.0
無期限 の pause
は使わない
pause
という、処理を止めるモジュールがあります。
CLI からは止まってる途中でも Ctrl+C で強制終了できますが、Ansible Tower / AWX ではできません。
止める必要がある場合は、タイムアウトを設定します。
参考: 26. Best Practices — Ansible Tower User Guide v3.7.0
Playbook (ジョブ)を分割してもよいのであれば、2つのジョブの間に、期限なしの Approval Node を挟むワークフローにしても良いともいます。(Ansible Tower 3.6 以降)
参考: How to add approval steps to Ansible Tower workflows
Playbook Debugger
Playbook Debugger は、Playbook の実行を途中でとめて、変数の値を表示、変更したりできるデバッガです。 これも CLI からの入力を必要とします。
あくまで、Debugger は CLI から使うという役割分担となります。