てくなべ (tekunabe)

ansible / network automation / 学習メモ

[AWS] サイト間VPNの設定がどの段階で課金されるのか調べた

はじめに

サイト間 VPN の設定をした時に、どのタイミングで料金が発生するのか、分からなかったので調べました。

結果としては、対向のVPN装置のとのトンネル状態にかかわらず、AWS側のサイト間VPNの設定をした段階のようです。

AWS VPN の料金

https://aws.amazon.com/jp/vpn/pricing/

AWS サイト間 VPN 接続では、接続がアクティブな時間ごとに 1 時間単位で課金されます。

「接続がアクティブ」というのが、AWS上で設定した段階で課金されるのか、それとも対向 VPN 機器とのトンネルがアップした状態なのか分からなかったので、もう少し調べました。

VPN 接続の作成画面

そういえば、VPN 接続の作成画面の下の方には以下の記述があります。

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このステップを完了すると、VPN 接続料金が発生します。

なので、これを作った時点で、トンネルのアップやダウンとは関係なく課金されるのだろうと予想しました。

もう少し調べることにします。

FAQ

FAQ には少し違う表現の記述がありました。

https://aws.amazon.com/jp/vpn/faqs/?nc1=h_ls

VPN 接続時間によるご請求は、VPN 接続が「利用可能」状態であった時間に対して発生します。

「利用可能」というのは VPN 接続の画面の「状態」欄でしょうか。

日本語の画面では「利用可能」ではなく「使用可能」となっていました。

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「使用」可能

念のため、英語のFAQを確認すると available とありました。 https://aws.amazon.com/vpn/faqs/?nc1=h_ls

VPN connection-hours are billed for any time your VPN connections are in the "available" state.

画面も英語にしたところ stateavailable となっていました。どうやらこの状態で課金ということのようです。

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available

おためし

たまたま

という状態で数カ月放置していたアカウントがあり、9月にサイト間のVPN接続を設定しました。対向のVPN装置は未設定です。

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課金された

すると想定通り課金されました。