てくなべ

ネットワーク、自動化などの技術的なことを書いていきます。

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StackStorm の Ansible Pack で利用するPythonパッケージの追加インストール方法

はじめに StackStorm の Ansible Pack を利用して Junos のルーターに接続しようとしたところ、 ncclient is not installed というエラーになってしまいました。 このエラー自身はAnsible 単体で利用した時にも見かけたことがあったので対処方法を知っていま…

StackStorm と Ansible で Cisco IOS ルーターに設定を投入する(st2 run編)

■ はじめに StackStorm と Ansible 連携を試すために、Cisco IOS ルーターに設定を投入する方法を確認しました。 この記事では、環境の準備と st2 run コマンドによる簡単な Ansible 連携の方法をご紹介します。 ■ StackStorm側の準備 StackStorm 本体のイン…

Ansible 2.5.3 で ios_config モジュールのコンフィグバックアップ時に defaults オプションを参照するようになった

■ はじめに ios_config モジュールには、コンフィグのバックアップファイルを生成する際に利用するコマンドを show running-config にするか、show running-config all または full (以降 show run all) にするかを決める、defaults というオプションがあり…

Ansible ios_config モジュールで意図せず chaneged になってしまうバグが 2.5.3 で修正された

はじめに Ansible 2.5.0 - 2.5.2 の ios_configモジュールには、コンフィグが変更されていないにもかかわらず意図せず changed になってしまうバグがありました。2018/05/18 にリリースされた Ansible 2.5.3 で修正されましたので、簡単な動作確認をします。…

Ansible でNW機器のインターフェースが意図通りのVLANに所属しているかチェックする(associated_interfaces)

■ はじめに Ansible 2.4 から、ネットワークモジュールに、設定だけでなく「意図した状態か」チェックする Declarative Intent という機能が追加されました。 参考 https://www.ansible.com/blog/networking-features-in-ansible-2-4 Ansible 2.4 時点では、…

Ansible ネットワークモジュールにおける facts の扱い

■ はじめに Ansible のネットワークモジュールは、通常のモジュールとは facts の扱いが異なります。 この記事では、ネットワークモジュール固有の facts の扱い方についてご紹介します。 想定バージョンは Ansible 2.5.2 です。 ■ 通常の facts は ネットワ…

Ansible Network Team によってメンテナンスされているネットワークモジュール一覧

Ansible Network Team によってメンテナンスされているネットワークモジュール一覧は以下のページにまとめられています。 Modules Maintained by the Ansible Network Team — Ansible Documentation (参考リンク) www.redhat.com What networking platforms …

Ansible ネットワークモジュールの aggregate オプションによる繰り返し処理の特徴

■ はじめに Ansible 2.4 から、ネットワークモジュールの一部で、繰り返しを伴う設定を効率的に投入できる aggregate というオプションが利用できるようになりました。 この記事では、既存の with_items による繰り返しとの比較を通じて、動作の紹介をします…

Ansible Night in Tokyo 2018.04 で「Junosモジュールのコネクションタイプの使い分け」という発表をしてきました

■ はじめに 2018/04/26 に開催された Ansible Night in Tokyo 2018.04 で「Junosモジュールのコネクションタイプの使い分け」という発表をさせていただきました。 ansible-users.connpass.com Ansible 2.5 で、ネットワークモジュール向けに network_cli 、 …

JANOG41.5 で「もっと気軽に始めるAnsible」という発表をしてきました

■ はじめに 2018/04/20 に開催された JANOG41.5 Interim Meeting で「もっと気軽に始めるAnsible」という発表をさせていただきました。 janog.connpass.com Ansible はネットワーク機器にも対応しています。YAML形式の定義ファイル(Playbook)を書かずに、…

Ansible で StackStorm をインストールする

■ はじめに イベントドリブンな自動化ツール StackStorm の公式ドキュメントに、Ansibleでのインストール方法が記載されていたので、試してみます。 ・ドキュメント https://docs.stackstorm.com/install/ansible.html ・Playbook github.com ■ 環境 インス…

Ansible の panos_object モジュール使用時のエラー「Missing required libraries.」の対策

■ はじめに Ansible には PaloAlto (PAN-OS) 用のモジュールがいくつかあります。これらのモジュールを利用するにあたって、別途Pythonライブラリが必要なものもあります。 たとえば、 アドレスやサービスオブジェクトを操作する panos_object モジュール の…

JANOG41で「勉強会のフィードバックから得られた自動化への壁」という発表をしてきました

■ はじめに 2018/01/24-26 に開催された JANOG41 Meeting のネットワーク運用自動化BoFの枠の中で「勉強会のフィードバックから得られた自動化への壁」というLTをさせていただきました。 この記事では、発表資料の共有と、私なりのディスカッションのおさら…

自動化を考える前に読んでおきたい本たち

はじめに 自動化のことを考えると、ついつい素敵なツールの使い方に興味が行ってしまうのですが、業務に適用するためには、組織文化や業務プロセスなどその他の事柄にも目を向ける必要があると感じています。このような経緯で、個人的にこれから読んでおきた…

JANOG41 Meeting in Hiroshima 参加メモ

はじめに 2018/01/24-26 に JANOG41 Meeting が広島国際会議場で開催されましました。 JANOGとは (https://www.janog.gr.jp/information/ から引用) JANOGとはJApan Network Operators' Groupを意味し、インターネットに於ける技術的事項、および、それにま…

HashiCorp Japan による Terraform 日本語ウェビナー動画が見れる件

2017/12/21 に HashiCorp Japan による Terraform の日本語ウェビナーがありました。 HashiCorp Japan 日本語ウェブセミナー始めます! 第一弾は12/21 18:00より 「基礎から徹底解説!マルチプラットフォーム対応の構成管理ソフトウェア「Terraform」につい…

2017年の社内外発表のまとめ(ほぼAnsible)

今年は社内社内外で発表することが増えた年でした。 アウトプットするとフィードバックを頂けるという点では、ブログ等でも同じなのですが、発表の場合はより早く頂ける印象があります。 フィードバックを頂いた皆様や、イベント運営の皆様に感謝いたします…

ネットワーク自動化(Salt)についての Free eBookがダウンロード可能

O'Reilly Velocity Conference 開催に合わせてだと思いますが、 「Network Automation at Scale」という Free eBook がダウンロード可能になっています。 ご興味がある方はダウンロードしてみてはいかがでしょうか。 www.cloudflare.com 中身は Salt の話が…

「3社共催 Ansible セミナー "経験から学ぶ Ansible の活用方法" Part 3」参加メモ

2017/10/06 にレッドハットさんを会場として開催された 「3社共催 Ansible セミナー "経験から学ぶ Ansible の活用方法" Part 3」 に参加してきました、参加メモを掲載いたします。 殴り書きに近い箇所もあるため、貼り付け付けたPDF資料もあわせてご参照し…

NetOpsCoding#5 × ネットワークプログラマビリティ勉強会#13 に参加と登壇してきました

2017/10/10 に NetOpsCoding#5 × ネットワークプログラマビリティ勉強会#13 が開催され、参加と登壇してきました。 簡単な個人的な気付きやメモを記述します。 network-programmability.connpass.com ■ イントロダクション NetOpsCoding#5 introduction from…

AnsibleFest San Francisco 2017 で気になったネットワークとテスト自動化の動画

はじめに 先日行われた AnsibleFest San Francisco 2017 での発表の動画が、26個ほど以下のページに掲載されています。 www.ansible.com 私が特に気になったネットワークとテストの動画を簡単にご紹介します。 ■ ANSIBLE FOR NETWORKS: GOING BEYOND STATIC …

【実機不要】 Ansible の FortiOSモジュールでコンフィグファイルの操作を試す(残課題あり)

■ 1. はじめに Ansible のネットワークモジュールは基本的に動作中の機器に対して操作を行います。 ただし、一部のモジュールでは実機ではなくコンフィグファイルを操作できるモジュールもあります。 この記事では fortios_address モジュールを利用して、Fo…

Ansibleでネットワーク機器のshowコマンド結果をパースする方法まとめ

Ansibleでshowコマンドの結果をパースする方法が増えてきています。 この記事ではCisco IOSを対象として、標準でできるかどうか、どういう情報をパースできるかなどの観点で、4つの方法を簡単にまとめます。 ■ 概要 parse_cli_textfsm フィルター Ansible 2.…

ネットワーク機器のコマンド結果をパースする parse_cli_textfsm フィルタープラグインを試す (Ansible 2.4新機能)

Ansible 2.4 で Ansible でネットワーク機器のコマンド結果をパースするための parse_cli_textfsm というフィルタープラグインが搭載されました。 http://docs.ansible.com/ansible/latest/playbooks_filters.html#network-cli-filters 今回は簡単な例で試し…

7/21 ネットワーク自動化の勉強会を開催しました(Ansible/SaltStack/Netmiko/NAPALM)

2017/07/21 に 「ネットワークの自動化、何つかう?~自動化ツール紹介~」という発表をしました。 8a1-apc.connpass.com 発表に使用した資料はこちらです。 ネットワーク自動化、なに使う? ~自動化ツール紹介~ (2017/07/21開催) from akira6592 www.slid…

ネットワーク自動化の勉強会を開催します(Ansible/SaltStack/Netmiko/NAPALM)

7月と8月にネットワーク自動化の勉強会を開催しますのでご案内いたします。(2回とも同一内容です。) 実施概要 近年、APIに対応していないネットワーク機器でも自動化できる方法が増えてきました。 一方で、「興味はあるけど、試してみる時間も環境もない!…

ネットワーク自動化関連の気になる書籍

ネットワーク自動化関連で、気になっている書籍が2つあるのでご紹介します。 どちらも現在のところ2017年8月発売予定となっています。 Network Programmability and Automation: Skills for the Next-generation Network Engineer https://www.amazon.co.jp/…

書籍「[改訂第3版]Jenkins実践入門」を購入しました

本日5/24に、Jenkins実践入門の第3版が発売されましたので購入してきました。gihyo.jpまだ読んでいませんが、大きな特徴は Jenkins 2系に対応していることだと思います。 特に Jenkins 2.0 から正式に搭載された Pipeline については「第10章 Pipelineの設定…

ネットワークプログラマビリティ勉強会(#npstudy) #12 参加メモ

2017/04/21 にIIJさんで行われたネットワークプログラマビリティ勉強会 #12に行ってきました。ちょっとしたことですがメモを記録しておきます。 オープンソースコンテナネットワークプラグインContiv @shogokatsurada さん www.slideshare.net 関連記事: シ…

オライリー「Infrastructure as Code」で印象に残ったポイント

先日、オライリー「Infrastructure as Code」の日本語版が発売されました。 www.oreilly.co.jp 副題にある通り「原則とプラクティス」をメインに書かれていて、特定のツールに依存しない内容になっています。 特に1章「課題と原則」は何度も読み直したくなる…