はじめに
2020年は、ansible-base (現 ansible-core) と collection に分かれての配布が始まったことが大きな出来事でした。
2021年も、ansible-core も、コミュニティが選別したcollectionをセットにしたパッケージもそれぞれアップデートされていきました。
また、 Red Hat Ansible Automation Platform (AAP) 2.X のリリースも大きかったと思います。
2021年の重要だと感じたリリースを簡単にまとめます。
2月
ansible 3.0.0 リリース
バージョン体系を変更してからの最初のリリース。
3月
AWX 18.0.0 リリース
docker-compose ではなく、AWX Operator によるインストール方法が優先に。
個人的にはこれ以降インストールを試していません・・。
4月
ansible-core 2.11.0 リリース
5月
ansible 4.0.0 リリース
ansible-core は 2.11 系。
7月
Red Hat Ansible Automation Platform 2.0 (Early Access) リリース
Ansible Tower が Automation Controler に改称。 その他、実行環境がコンテナベースになるという大きなアーキテクチャ変更。 関連ツールは、ansible-nabigator、ansible-runner、ansible-builder。
11月
ansible-core 2.12.0 リリース
12月
ansible 5.0.0 リリース
ansible-core は 2.12 系。 zenn.dev
Red Hat Ansible Automation Platform 2.1 リリース
おわりに
2022年はどのようなことが起こるのでしょうか。
個人的には、コンテナベースの実行環境の利用が進んでいくような予感がしています。