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はじめに 先日開催された Ansibleもくもく会 (サーバ編 & NW編)2019.11では、ネットワーク編の環境として F5 BIG-IP の環境を割り当ていただきました。 書いていく Playbook は、こんな感じものでした(引用元)。 --- - name: GRAB F5 FACTS hosts: f5 co…
はじめに Ansible 2.8 以降、400以上大量に増えている fortios モジュール。Ansible 2.9 では httpapi コネクションプラグインにも対応しました。 httpapi コネクションプラグインに対応することにより、以下のようなメリットがあります。 Playbook がスッキ…
はじめに ネットワーク自動化Pythonライブラリである、netmiko、NAPALMが、Python 2系 サポートの最終バージョンをリリースしました。それぞれ、netmiko 2.4.2、NAPALM 2.5.0 です。 次回のリリースからは Python 3.6 以降のみのサポートととしています。 バ…
はじめに Ansible には Cisco ACI 対応のモジュールが多数用意されています。 ACI の REST API を利用しているのだろうな、という予想はすぐついたのですが、実際のログインの処理を覗いてみたくなりました。 ACI モジュール共通だと思いますが、ここでは代…
変数 ansible_network_os とは Ansible のネットワークモジュールでは、多くの場合ansible_network_os という変数に、どのプラットフォーム(Cisco IOS、Arista EOS など)を対象とするか指定する必要あります。 サンプルの Playbook でも見かけることは多い…
■ はじめに Ansible 2.8 では、RESTCONF でネットワーク機器の情報を取得したり、設定を変更したりできる RESTCONF モジュールが導入されました。 以前、本ブログでは、モジュールを利用してIOS-XE へ RESTCONF でアクセスしてインターフェース情報の取得を…
2019/09/05 に、ネットワークプログラマビリティ勉強会 #18で、「show コマンド結果をパースする方法あれこれ」という発表をさせていだきました。サンプルコードが中心だったため、コピペしやすいように、ブログ記事として書きおこします。 ■ 1. はじめに ■ …
はじめに 2019/07/24-26 に兵庫県神戸市の神戸国際展示場で開催された JANOG44 Meeting in Kobe に参加、登壇してきました。 本ブログでは、2回に分けてレポートします。 その1 参加編 その2 登壇編 ここからはじめよう、運用自動化 (本記事) その2である本…
はじめに ネットワーク機器のコンフィグファイルをどこかに提示する際、パスワードや IP アドレス、SNMP コミュニティ名などの固有情報をマスクしたり、変更したりする機会はないでしょうか。 netconan はそれを自動で変換してくれるツールです。 github.com…
はじめに Ansible は、Ansible 2.8 現在 50以上のネットワークプラットフォームに対応しています。 プラットフォームごとに、どのバージョンでテスト、サポートされているかの情報が、探すのにやや手間取ってしまうので、こちらにリンクまとめておきます。 A…
■ はじめに Ansible 2.8 では、RESTCONF でネットワーク機器の情報を取得したり、設定を変更したりできる RESTCONF モジュールが導入されます。(本記事執筆時現在 RC段階) この記事では restconf_get モジュールを利用して、IOS-XE へ RESTCONF でアクセスし…
■ はじめに 2019/04/26 に開催された JANOG43.5 Interim Meeting で「ネットワークコンフィグ分析ツール Batfish との付き合い方」という発表をさせていただきました。 janog.connpass.com togetter.com Batfish は、ネットワーク機器のコンフィグのさまざま…
はじめに ネットワーク機器の設定変更を自動化するあたって考慮するポイントの1つは、設定情報のインプットをどのような形式にするかです。 設定情報のインプット形式は? たとえば、機器が解釈できるコマンドを直接インプットする方法もあれば、パラメータ…
はじめに netmiko、NAPALM、Ansible のように、既存のネットワークを自動化できるOSSが増えてきました。 それでもやはり、自動化しやすい機器としにくい機器があるなと考えています。 この記事では機器使用面、環境面含めてそれぞれれまとめます。 (当たり…
はじめに 自動化の行き着く先は? 2019/01/23-25 に山梨県甲府市のコラニー文化ホール(山梨県立県民文化ホール)で開催された JANOG43 Meeting in Yamanashi に参加してきました。(ハッカソンは1/22) 本ブログでは、3回に分けてレポートします。 その1 参…
はじめに サーバーのテスト自動化といえば、 Serverspec や Testinfra 、infrataster などが有名ですが、ネットワークのテスト自動化については、みんなが口をそろえて名前を出すものがないような印象です。一方で、リスクの観点から設定変更の自動化より先…
■ はじめに Ansible は、Juniper Junos のネットワーク機器に対応していて、情報の取得や設定変更ができます。 Junos は設定投入後に commit することによって、実際の動作に反映されます。設定変更の流れの中で、commit 前の candidate config を確認したい…
はじめに 近年、ネットワーク機器への作業を自動化するOSS のツールやライブラリが増えてきています。この記事では、こんな観点でツールを検討するのが良いのでは、という自分の案をまとめてみます。 例示するツールとしては、Python で実装されている Ansib…
■ はじめに: Juniper vLabs とは Juniper vLabs とは、Juniper の仮想ネットワーク機器を検証用途でリモートから利用できる、無料のラボサービス(現在BETA版)です。非常にありがたいサービスです。 [2019/07/08 追記] Beta という表記がなくなったようです…
■ はじめに ネットワーク自動化 Python ライブラリ netmiko では、状態表示のための show コマンドや、設定変更のコマンドを実行できます。 TextFSM というパーサーと連携して、 show コマンド結果を パース して扱う事ができます。 パースされた Junos の s…
■ はじめに Ansible には Cisco IOS ネットワーク機器に設定変更コマンドを実行する ios_config モジュールがあります。 ios_config モジュールには、backup という、設定変更前のコンフィグを事前に Ansible 側に保存するオプションがあります。 デフォルト…
これは Ansible Blogger 2018 (sponsored by Red Hat) Advent Calendar 2018 の22日目の記事です。 ■ はじめに Ansible には、 Cisco IOS ネットワーク機器に対して設定変更コマンドを実行できる ios_config モジュールがあります。 ios_config モジュール…
■ はじめに Python 製自動化フレームワークライブラリ nornir は、ネットワーク機器への接続に、 NAPALM や netmiko をデフォルトで利用できます。 接続の際のコネクションパラメーターとして、どのプラットフォームに接続するかを示す platform ( nornir 1.…
これは Network engineering Advent Calendar 2018 の17日目の記事です。 ■ はじめに Arista EOS には、コンテナ版の「cEOS」という製品があります。この cEOS の検証用として無償の「cEOS-lab」というものがあります。 2018年11月に開催された Red Hat Foru…
これは Ansible Advent Calendar 2018 の15日目の記事です。 ■ はじめに 2018年、Ansible は 2.5、2.6、2.7 とバージョンアップを重ねてきました。ネットワーク関連では、新規対応プラットフォームやモジュールの追加の他にも、ネットワークモジュール用コネ…
この記事は、Software Design 2018年12月号 の 特集1「[超速]入門 Ansible」内の「第3章:Ansibleでネットワーク作業も自動化」(以下、基本編)の続きです。 ソフトウェアデザイン 2018年12月号作者: 中島倫明,横地晃,齊藤秀喜,楠正憲,三廻部大,鷲北賢,くつ…
ネットワーク機器のコンフィグ解析ツール Batfish には、重複したインターフェースのIPアドレスを検出する機能があります。 Batfish の Python ライブラリpybatfish でいう ipOwners() に、パラメータ duplicatesOnly=True を与えたときの動作です。 以下に…
■ Batfish とは: 実機に接続することなくコンフィグを検証 Batfish は、ネットワーク機器のコンフィグの様々な検証ができるツールです。 実機に接続する必要はありません。 準備したコンフィグファイルを読み込んでパースし、解析して内部でネットワーク機器…
※2018/12/18 更新: nornir 2.0.0 リリース に伴い、全面的に 2.0.0 対応に更新しました。 ■ nornir とは nornir は、Python 製の新しい自動化フレームワークです。 netmiko や NAPALM も取り込んでいるため、ネットワーク機器にも対応しています。 この記事…
■ NAPALM 2.3.3 リリース github.com 2018/10/15 にネットワーク自動化 Python ライブラリである NAPALM 2.3.3がリリースされました。詳細は 2.3.3 CHNGELOG に記載があります。 この記事では、個人的に気になった Docker イメージの追加と、モックの利用法…